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見積書の注意点

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今から始める太陽光発電

太陽光発電は決して安い買い物ではありません。より良いシステムを設置するためには、より良い業者を見つけられるかどうかにかかっています。本当に親身になって対応してくれる業者は多いですが、残念ながら悪徳と呼ばれるような業者がいることも事実です。優良業者を見極めるためにも、見積をきちんとチェックすることが重要となります。

複数社から見積りを

実際に太陽光発電システムの見積をとる際には、初めから1社に絞り込むのではなく、複数の業者に依頼することが大切です。

口コミが良かったり知人からの紹介だったりする場合でも、他に複数の見積を比較することが重要です。その最大のメリットは、自宅に太陽光発電を設置する際の費用相場が把握できること。客観的に比較することで、適正価格を大きく超えた提示する業者を排除できます。

優良業者の見分け方

見積書以外のことも要チェック

見積をチェックする際に注意したいのは「見積書の内容」だけではありません。
見積書とともに「設置予定の図面」「売電買電のシミュレーション」や「担当者の知識や対応」もチェックする必要があります。

具体的なポイントは次の通りです。

見積書の内容

見積書の内容は「一式」ではなく内訳がわかる「詳細」を明記してもらう。
「定価」と「値引」を確認する。

設置予定の図面

住宅の状況に合わせて最大限パネルを設置したものかどうか、設置予定の図面も確認します。
あわせてパネルの枚数・縮尺も確認。

売電買電のシミュレーション

売電買電のシミュレーションで年間発電量、売電収入予想額、年間売電量など確認。
年間電気使用量が適切か。

担当者の知識や対応

小さなことでも不明な点など理解できるまで質問して担当者の知識や対応を確認します。
これまでの経験や知識を確認。

見積書の明細を確認

見積に関しては当初はたたき台として、大まかな見積もりが提示されることも多くあります。

複数の業者から見積もりを取り、見積りの内容や担当者の対応などで、まず依頼する業者を2,3社に絞り込んだら、現地に足を運んでもらい現地調査をしてもらったうえで詳細な見積もりをもえらうようにします。

見積書の価格は「太陽光発電システム工事」と「電気配線工事」の費用項目を別々に確認します。さらに細かな内訳まで比較することで、自らが設置する太陽光発電システムに希望する点など理想が具体的になる場合もあります。

「太陽光発電システム工事」は発電パネルやパワーコンディショナー、周辺機器などの材料費が大きな割合を占めます。「電気配線工事」は、太陽光発電システム一式を設置する工事とは別に「住居内の電気と接続」する作業のほか、「電力会社への申請・電線への接続」する作業が含まれます。

太陽光発電システム設置費用の例
項目 費用目安
発電パネル 5~20万円/1枚(26~37万円/kW)
パワーコンディショナー 30~60万円/1個(3~5kW程度)
設置工事 30~60万円前後/1か所(10kW未満)
電気配線工事 10~20万円

※上記以外にも架台費用、架台設置費用、モニターなどの付属品の費用や電力会社への接続工事費などが発生します。

一括見積サイトも有効に利用する

複数業者の見積を比較検討するには、さまざまな「無料一括見積サービス」がウェブサイトで手軽に利用できます。専門家の調査による設置条件が分かっていないと正確な見積りは出ませんが、業者を選ぶ際の目安になります。
ただし、実際に信頼できる業者を選ぶためにも、見積依頼の際には出来るだけ設置場所などに関する正確な情報の提示が必要です。

金額の比較はkW単価で

太陽光発電システムの設置費用の相場ページでも説明しているように、太陽光発電システムの導入にあたって費用を勘案する際には、そのシステムで1時間あたりに発電できる電力量(kW数)から計算する「kW(キロワット)単価」で判断するのが一般的です。

設置費用は太陽光発電パネルの容量によって変わってきます。通常設置容量が小さければ設置費用は安くなります。また、太陽光パネルメーカーによって細かなスペースでも設置できるパネルがあるので、同じ屋根でも見積りの際の太陽光パネルの容量が異なることがあります。

太陽光発電システム設置費用合計価格÷太陽光発電システム発電容量(kW数)=kW単価

このため太陽光発電システムの合計価格を発電kW数で割った単価を比較すると、合計金額が安くてもkW単価が高くついている場合もあるのです。