太陽光発電による売電開始までの流れ

太陽光発電を始める前に見るサイト

今から始める太陽光発電

太陽光発電システムを導入・設置するためには、契約から売電までの実際の流れを把握しておくことも大切です。申し込み・契約から売電まで、大まかには具体的に下記のようになります。

まず、太陽光発電を設置したいと思ったら、設置者としてリサーチしながら設置業者に相談します。そこで発注するために肝心な見積を出してもらうことになりますが、より具体的で詳細な価格を知るためには現地調査・設計も必要となります。

電力需給契約、補助金申請も

相談する設置業者は1社に限る必要はありません。複数の見積・設計図などを検討し、発注する設置業者を決めたら契約を結び、設置工事が始まります。

設置工事に着手すると、電力会社などと固定価格買取制度に関連した電力需給契約、補助金申請などの手続きも必要となります。通常は設置業者が手続きを代行してくれますが、設置者が行わなければならない手続もありますので設置者とよく確認しておきます。次に、もう少し詳しい内容を時系列にまとめてみます。

1.現地調査(目安:申し込み~3週間程度)

より正確な設置費用を知るために現地調査は重要です。調査する内容は太陽光発電を設置できる屋根のページにもある通り、設置する屋根の角度や向き、周辺環境の確認となります。これらの条件は、年間予測発電量に大きく影響します。発電量によって収入額も増減しますので重要なポイントといえます。

ほとんどの太陽光発電システムの設置業者は現地調査をしてくれますので、各社の見積比較などである程度の目途が付いたら、設置業者に現地調査とそれによる詳細な見積もりを依頼します。
設置業者に申し込みをする前に、計画段階として太陽光発電の一般的な知識を得ておくことも大切です。設置業者に相談するときに話がスムーズに進みます。

2.発注・契約(目安:~2週間程度)

現地調査の後は、設置業者から設計図を含めた最終見積をもらいます。初期費用が具体的に見えてきますが、トータル金額だけではなく、内訳や費用の詳細が明確にされていることも大切です。相談した初めに出してもらった見積と比較することも忘れたくないポイントです。何がどう変わったか、どの項目が増減したかも把握し、納得することが重要です。

太陽光発電パネルや架台、パワーコンディショナのメーカーは数社あります。太陽電池についてのページにもありますが、メーカーごとに太陽電池の種類が異なるので「価格」「形状」「変換効率」などを比較するのも良いでしょう。また、契約の前には契約書の内容、補助金の内容と手続き、クーリングオフ、アフターフォローなどの確認も大切です。

3.設置工事(目安:~2か月程度)

太陽光発電システムの設置工事についてのページでも説明した通り、屋根の上に機器を取り付ける「機器設置工事」と、室内外の配線を行う「電気配線工事」が行われます。大がかりなのは屋根上の機器設置で、老朽化など必要に応じて構造や素材の補強工事も行われます。

発電パネルの架台の取り付けでは、屋根に直接穴を開ける場合もあります。雨漏りや強度低下のトラブルが発生しないよう、予定通りの工法で行われているかを確認するように気をつけましょう。

野立設置する場合は設置場所の造成工事が必要となる場合もあります。

4.売電契約・連係工事(目安:~4週間程度)

太陽光発電システムを設置するすべての工事が完了すると、電力会社と「電力需給契約」を結びます。(工事完了前に契約する場合もあります)10kW未満のシステムの場合には電力が余った場合に買い取ってもらい、発電力が不足する場合にこれまで通り電力を購入する契約です。
また、電力会社の電気系統と設置した太陽光発電システムを接続する連係工事を行います。

電力会社の担当者が設置業者も立ち合いのもと、システムが正常に運転しているかを確認します。「連携立ち合い」と呼ばれます。通常は事前の申請で許可を得ているため、まず不可になることはありません。

なお、この連係工事については該当地域の電力会社管内での申請状況によって完了するまでの期間に大きく差があり、太陽光発電システムの設置が盛んな地域の場合3か月待ちというケースも見られます。

5.運転開始(目安:即日)

電力会社と契約したら、すぐにシステムを稼働できます。パワーコンディショナーで運転開始を確認し、設置業者からメーカー保証書や工事報告書を受けとります。場合によっては設置業者が独自の保証書を発行するケースもあります。定期的に発電パネルの様子を確認することも大切です。自らの確認だけでなく、設置業者の点検を受けるいいでしょう。

売電開始後は月々の発電量や売電して得た収入を確認することも忘れずに。